サウンディング・ライツ　インタビュー

‘世の中の暗い部分から光を放つことが意味のあることなのではないか’という考えから、‘私たちが音楽をしているから音で光を放つのがいいのではないか’という気がしたんです。しかし音から光は放たれませんよね？まだこの世界に存在しない名前だったのでいい名前だと思いました。世界の方々に商業的ではない有益な音楽を聞かせることのできるアーティストでいたくて、またそのようなアーティストになりたくて、この名前にしました。

チョ・ジンヨプ (ヴォーカル)

キム・ジェグォン (キーボード)

キム・ヨンウン (ベース)

はじめまして、こんにちは！ヴォーカルのチョ・ジンヨプ、キーボードの キム・ジェグォン、ベースのキム・ヨンウンの3人組バンド、Sounding Lightsです！

バンド名は‘世の中の暗い部分から光を放つことが意味のあることなのではないか’という考えから、‘私たちが音楽をしているから音で光を放つのがいいのではないか’という気がしたんです。しかし音から光は放たれませんよね？まだこの世界に存在しない名前だったのでいい名前だと思いました。世界の方々に商業的ではない有益な音楽を聞かせることのできるアーティストでいたくて、またそのようなアーティストになりたくて、この名前にしました。

メンバーの間にちょっと年齢の開きがありますが、それはデメリットというよりはチームの強みだと思います。世代の格差が大きい現代社会で、若い人たちの世代と私の世代を一緒に重ね合わせることができる音楽ができるということが私たちの強みです。

チョ・ジンヨプ：私が小学生のときにはポップを歌うのは珍しいことでしたが、私の姉が聞いていた音楽に影響を受けて自然に始めました。ある日、音楽を聞きながら無意識に涙を流していることに気づいて、‘あ、これが私の道だ’と思って音楽を始めました。

キム・ジェグォン：中学生の時に‘男なら楽器のひとつぐらいは弾くべきだ’と言われて始めました。

キム・ヨンウン：幼稚園の時に音楽塾に通いながら自然に音楽をはじめ、小学校の時はクラシック、高校生になってから本格的に音楽が自分のやりたいことだと思って大学の実用音楽学科に進学し、専門的に音楽をはじめました。

2013年の末に音楽以外のアーティストの勧誘の集まりがあって、より良い文化を創ろうという目的で行われましたが、その場で出会い、一緒に様々なことをしながら、元メンバーだった方の紹介でベースのキム・ジェグォンを迎え入れて、2015年10月ごろからメンバーが入ってきては変更する過程を経て、結果的に現在3人で活動しています。

それぞれのメンバーに個性があって、音楽性が違いますが、大体の曲はキーボードのヨンウンちゃんが書いてます。ですからヨンウンちゃんの影響が大きいですが、ジャズが好きなので、ジャズのハーモニーを加えながら曲を作っています。過去の音楽と現在の音楽を重ね合わせて聴いている方なので、曲を書くときに参考しているようです。生活しながら、言いたいことに合わせて曲を書こうと努力しています。

一番力を入れた曲は「図書館に行く道」という曲で、長い間公演をしながら、完成度を高めて作った曲。一番気に入っている曲は「パンと音楽」とか…日常で楽しい気持ちで作って、気分のいい想像をしながら書き上げた曲は愛着がわくような気がします。

音楽を生み出す上で一番重要だと思っていることは、圧力、圧迫感を感じてはいけないということです。ヒット曲を作らなければならないとか、締め切りまでに曲を作らなければならないとか。芸術は何よりも自由な雰囲気で作るほうが、いい音楽が生まれると思っています。自分がやりたい音楽を気楽に作ることを私たちのモットーにしています。メンバーとのコミュニケーションを通じてどのような話をしたいのか、それとも話したいけど言いづらいこととかを話し合ってから、音楽を作りたいです。

キム・ヨンウン：学校内外で公演するときに、私だけにスポットを当てることにすごくカタルシスを感じ、自分によく合うと感じました。

キム・ジェグォン：私は公演するときが一番好きで、個人的にはお客さんが私たちの音楽に共感する表情を見せるときが一番感動的です。

チョ・ジンヨプ：2009年に本格的に音楽を始めましたが、外国から韓国に帰ってきたところで、まだ韓国に慣れていない辛い状態で必死に突破口を探していました。ですから2015年にSounding Lightsのワンマンライブができたときが一番楽しくて感動的でした。

「図書館に行く道」は私が大学生のとき、図書館に行くところで階段を上がりながら、じゃんけんしているカップルを見た時に書いた曲です。そのカップルの姿はちょっと子供っぽいですけど、愛は元々幼稚なものだという考えが浮かびました。そして一方では羨ましくてもあり、恋愛をしたら色々やってみたいなーという浮ついた気持ちですぐに曲を作りました。男女のかわいいデュエット曲で、スウィングジャズを加えることで、さわやかな雰囲気も入れてみました。

キム・ヨンウン：テーマを決めて私だけのワンマンライブをやりたいです。私と音楽性の合う方に私が書いた曲をあげて、公演してみたいです。

キム・ジェグォン：私はハーモニーができる楽器を習って、作曲も学びたいです。

チョ・ジンヨプ：最近、インディーズとメジャーに関する文を読んで感じたことが多いです。ブームに乗らないようにするのなら、まず生計を立てられることが重要だと思いました。今後、様々なミュージシャンと一緒に作業しながら、生計を維持できる仕事をやることと、自分の人生の話ができる音楽をやっていくことが私の夢です。